翌朝、日の出を見にサンライズポイントへ向かいます。
何度みてもキレイですね。
朝はいい。
私の腕ではうまく撮れないんですけどね、紅に染まって行ってなんともいい難いですね。
マウントオーガスタがまた偉大です。
話によると世界一の一枚岩はエアーズロックではなくココだそうです。
それで、どんな所なのか一度自分の目で見てみたかった。
雲の表情がね、どんどん変わってゆくんです。
全景。
ここはサンセットポイント。
こんな車で旅してたんですね。
この時代は旅というより、冒険に近かったでしょうね。
一周まわってからウイルナに向かいます。
トレッキングトラックを2ヶ所歩きました。
長いのは7時間位かかりますが、私は怠け者なので、せいぜい片道20分まで(笑)
でもね、壮大な眺めでしたよ。
ココは頂上ではないし、写真だと狭いですが、この眺めが180度くらいあります。
もう1つはロックホールといって、ほら穴ですね。
昔のアボリジニの人たちが生活していた焚火の跡や、ロックアートと言う壁画が残されています。
あちこち見てきて思うんですが、昔のアボリジニは男や女、動物を示すシンボルがあったのですが、文字は持っていなかったようですね。
地方により、何百も部族があってそれぞれ別の言語があったそうです。
日本でも昔は土地が離れると、ぜんぜん別の言葉でしたよね。
洞穴の中から外を見たところ。
涼しくて快適です。
カンガルーが飛び出して行って、土にはたくさんフンがあったので、きっとよくココに居るんでしょう。
前からなんですが、カメラをダッシュボードにマジックテープで固定してるんですが、40℃を上回ると溶けて剥がれてしまいます。
コレには困ってます。
100年位前の開拓期からの、古い警察の駐在所の跡。
私はメジャーな観光地や都市よりも、こういうのに興味があります。
牢屋。馬屋かな?
途中で道路工事現場を通りました。
ここはかなり遠隔地なんですよ。
コレは散水車。
最寄の井戸やクリークから水を汲んできて、コレで撒く。
そのあと、でかあいナナメブルドーザーみたいなやつで平らにならして、
それからロードローラーで平らに固める。
最近出来たと思われる未舗装路は、細かい砂利も一緒に固めてあるようです。
また荒れてくると、やり直す。
舗装の場合はその上にアスファルトみたいなやつを流して、砂利を敷く。
ここでは舗装のことをビッチマンといいます。最近までなんの事かわからなかった。
施工区間も何キロもあるので、必要に応じてこういう先導車が右を走ったり左に行ったりして、前を走ってくれます。
いまここで振り返ると、ここまでではケープヨーク、カーペンタリア湾沿い、ギブリバーロードと走ってきました。
乾季ということもあるのでしょうが、私が話に聞いていたような極悪路はありませんでした。
写真を注意深く見ていた方は気付いていると思いますが、時おりあるロックステージやコルゲーションなどの路面状態を除いて、車のトラブルを別に考えれば、補給も普通の車の航続距離以内にステイションやロードハウスがあり、大型車も通れる、道幅は広く安全な道。
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ただ、これは改めてどこかで書きますが、生活に使っていない道は、本当に荒れ放題です。
遭難しないようにサインボードがある程度。
ココはウイルナに行く途中のミーカサラの展望台。
眺めがよくて、町が(といっても集落だけど)一望できる。
わざわざ人がいない所に行ってるくせに、人の気配を感じる所に戻るとなんだかホッとするんですよね。
」ウイルナに向かいます。あと180㌔。
途中で雲行きが怪しくなってきました。
ウイルナのあたり(苦笑)
濃い雲の下に、雨が降っているのがわかりますか。
スコールみたいな感じ。
キャニングを通っているとき、雷が鳴った事がありましたが、ここまで北上して来たのかな。
季節が変わり目なのかもしれませんね。
やっぱ降ってきました。
明日はガンバレルに向かいます。
この晩は雷雨。
でも不思議と近くで落雷があっても、街中だとぜんぜん心細くないんですよね。
朝までには上がりましたが、こういう所ってなんで夜に雷なんだろうねぇ。
気温の変化かな。
昼間は不思議と見なくて、経験だとだいたい朝にはどっかに行っちゃってる。
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