1122・【祝・シンプソン砂漠横断・一周】

フレンチラインとＱＡＡラインいう道でシンプソン砂漠を横断し、バーズビルのインサイドトラックとウードナダッタトラックを使ってシンプソン砂漠を一周して来ました。

フレンチラインは、タテナガに南北に並んでいる細長い砂丘を、東西にまともに横切ってゆく道なので、ステージとしては、きつかった～～～。

２日目は一生懸命に走っても、150ｋｍしか走れませんでした。いまはシーズンからは外れているので、他の人のワダチもないので、ずっと積もった砂の道を走っていました。

なんか私が入ったときは、数日間に南東からの風が強く吹いてたようで、砂丘のてっぺんがみんな左下がりだったんですね。

それでむこうからの風だから、こちら側にアゴになって張り出していて、周りこむルートがない所では、何度かドッカ～ンって乗り上げて道を開くしかありませんでした。

ちょっとラインを誤るとスタックしてしまって、２度深くスタックしかなりアセりました。

激しい衝撃でリアのリーフスプリングと、買ったばかりのルーフラックが曲がってしまって、ちょっとショックです。

途中ではラクダとエミュー以外では誰にも会いませんでした。

ビッグレッドという大きな砂丘があるんですが、コレががまた頂上に砂が溜まってて、きつかった～。５回目でやっと登れました。


てっぺんに、反対側からランクルでトレーラーを曳いて来たファミリーがいましたが、私の事を見て引き返したみたいです。
たぶん今のフレンチラインはトレーラー付きでは渡れないし、引き返しても反対側からビッグレッドも登れないで、出れなくなっちゃうと思うので、正しい判断だと思いました。

バーズビルとウードナダッタのトラックは広くて状況も良かったんですが、ホントに何にもなくって、長かった～。
オーストラリアの広さを体感したいなら、ココだけでもＯＫだな。なんて考えながら走っていました。

ここらで私の、車壊れると命にかかわるようなタスクはだいたい完了かな。ホッとする反面、ちょっと淋しいですね。

これから舗装路を南下します。