2013年7月13日土曜日

11日目:祝・出発









  祝・旅立ちの朝


















 私がここ3日間泊まっているのは8人部屋。


一番安い部屋を取るとこうなる(笑)













このすさんだ雰囲気がまたいい。


刺青いれたいい若い衆が、昼ごろまで寝てる(笑)







ポケットにパスポートとか財布とか入れて寝なきゃなんないとか(笑)、
面倒もあるけどわざわざこういう所を選ぶ。




私のベッドは右上。


ベッドが部屋一杯に入れてあって、ピッタリ過ぎてハシゴが使えないので、下の丸イスからよじ登る(笑)



そのなかに、気になる男がいた。

ライトンというニュージーランド人。
顔立ちからすると、マオリの血を受け継いでいるのかも知れないな。

観光ではなく、仕事で出稼ぎに来ているという。

私は人の名前は3回くらい会わないと覚えられない人なのだが、彼の名前は「灯りを点ける」と覚えたので、すぐ覚えた。

陽気で誰よりも声が大きく、「今日はどこへ行ったんだ?」「今日は天気がよかったな!」顔を合わす度に声を掛けてくれた。






昨日の夜、彼は自分のベッドで手巻きタバコを巻いていた。
それは一般的に、経済的に余裕はないひとが愛用する事が多い。
「それはホワイトオックスかい?」
「いや、違うよ。ヨシ、俺は鉱山で働いている。楽じゃないよ。ケアンズ、マウントアイザ、メルボルン(・・・他にもいろいろ)」
・・・季節労働者なのだろう。

「オマエはこれから長旅をする。俺は遠い所を仕事を求めて歩いて、人生が長旅みたいなもんだぜ・・・。」

・・・気に入った!100点!

「コレは日本の魂なんだ。どうぞ。」・・・記念品としてショートホープを2個進呈した(笑) 


 翌朝、この時「「日本の魂はどうだった?」と聞くと、
「よかったぜ。」
「おお。そりゃいい。ライトン、俺たちは今からブラザーだ。またどこかで会おうぜブラザー。」

旅の出会いとか別れって、そんなものだと思う。

みんなパンツ一枚でいたのに、記念写真撮ろうって言ったら、そそくさと着た。
そのままでいいって言ったのに(爆笑)

「みんなと会ったことは忘れない。楽しかったよ。みんなの幸運を祈ってるよ。」

日本語では歯が浮きそうな言葉も、英語では言っちゃう(笑)



こんな所を選ぶのには、私なりの理由はあって、それは貧乏旅行をしながら世界を自分の目で確かめている若者や、家を持た(て)ずに働いているような人たちと話す機会があるから。

彼らと話すのがまた、面白い。



パックツアーや、ブローカーにアレンジされた留学などでは、なかなか出会えない人たちだ。


(念のため:それがよくないのではありません・笑)









 そして出発。

















ボンダイ近くのスーパーチープ。

工具を買いました。
日本でいうとアストロプロダクツみたいな店かな。












北へ向けて走ります。






















































市街地に向かって・・・


































































中心部が見えてきました。














そのままフリーウエイにのって、ハーバーブリッジに向かって・・・















































 と、行くつもりだったんですが、南に向かってました。やべえ(爆笑)















・・・はい。わかりました(笑)












ハーバーブリッジが皮切りになるハズだったんですが 、間違えてハーバートンネルに入ってしまいました。(笑)































































フリーウエイをどんどん進んで、夕方になってしまいました。


今日はどこまでゆこう。






















































なんか海が見たくなって、行ってみました。














































この砂、蹴っぱくるとキュッキュッて鳴くんですよね。


鳴き砂 っていうのかな。







ヤラセねたではありません。見てみてください。不思議ですよ。










今夜のねぐらも決まってないのに、のん気です
よね。








































・・・でもやっぱりキレイ。












海から上がってきたサーファーの若者に。「この辺にキャラバンパークはないですか?」

「この町にはないよ。どっちにゆくの?南?北?」

「北です。」

「この道をまっすぐ行った、ナラビーンっていう町に2つあるよ。」

「どうもありがとう。」







途中で立ち寄ったスーパー。


お寿司売ってるんだけど、なにか日本の物とは違う。












オレンジジュースも、大五郎みたいな取っ手つき。















ヤクルトもある。































もうとっぷり日が暮れちゃったんで、今日の晩ご飯はファーストフード。

フェッチーネのカルボナーラソース。







結局夜8時ころ、ナラビーンという町のキャラバンパーク(民営のキャンプ場ですね)に入りました。
暗くなっちゃって、探すのに苦労したぁ(恥)

2 件のコメント:

  1. ブリッジに行くつもりが、トンネルに入るなんて、最高ですねw

    すっかり現地に溶け込んでいて、記念写真に日本人がいるなんて、
    言われないと全然気が付かないほどです♪

    文字通り「キュッキュッ」って鳴る砂、面白いねぇ♪
    出発おめでと~ぉ!(って、だいぶ時間が経ってるけど^^;)

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  2. うん、アップするのも大分遅いですから・・・(苦笑)

    なんかめまぐるしく画面が変わって、ゲームの画面みたいでしたよ(笑)
    車のたびも面白いんですけど、宿泊まりはそれはそれで面白さがありますね。

    動画をアップする方法も覚えたのね。
    なんか、カメラは出発当日に慌てて買ったんですけど、いろいろ面白い機能があるみたいなんで、またアップしますね。
    (だからマニュアル持って旅してる。でもまだ見てない・笑)

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