2013年12月10日火曜日

161日目・1210・バイロンベイ近郊~ニューキャッスル近郊/ブラデューラ

明け方まで走っていたので、日付が変わったあとの写真は翌日に入ってました。(笑)
 これは深夜、休憩したときのやつ。
シティのパーキング・エリアは立派。日本の高速のPAに似てます。
ブリスベンの湾岸ハイウエイ。
 記録のために看板写すんですが、夜だしなかなかうまく撮れない(笑)

 コレが眠気覚ましでもあるんだけどね。
運転しながら過去を振り返り、今まであったこと、これからの事、
 出発前のこと、オーストラリアでのこと、そして未来の、帰国後に取り組むべきこと、
ちょっとすさんだ内容のこの歌は、いまの私に合ってるかな。
 明日にはシドニーに入ってるし、その1週間後には帰国しているはずなので、
 自分の中で、日本での日常生活へ向けて気持ちを切り替えようと、
一生懸命にクールダウンしようとしてるんですが 、
 なかなかうまく割り切れなくて、戸惑ってます。
でも、ムリに割り切る必要なんて、ないのかもしれません。
ミッドナイトのハイウェイを走りながら、
             
眠くなる限界まで、 そんな事を考えていました。





ここからは朝起きてから。
夜は眠気の限界まで走るし、街頭なんか無いので真っ暗だから、
いつも朝起きたときの景色はたのしみ。
ここからシドニーまでの用事は、
出発後すぐに会ったペーターと再会して、
お礼を言うのと、借りていた衛星携帯電話とビーコンを返すこと。

再びひたすらに走ります。
交通量が多いところでは赤外線のオービスもあります。
出発したころ、うっかりして一度オービスが光ったことがありましたが、
日本まで連絡来るのかな?(笑)
オーストラリアでは、スピードの取締りは厳しいです。
昨日から走ってる道は、
5ヶ月前にも通ってるんですが、
ぜんぜん覚えてねぇ。(爆笑)
あの頃は余裕がなくって、
ケープヨークを目指して、ただがむしゃらに北上していた。(笑)
たまにこういう構造物があると、想い出します。
”あ、ココ通ったことある。”(笑)



たまに小休止と給油。

今日は交通量が多く、考えてたより距離が伸びない。
ハイウエイなんかはみんな100kmで走ってるからやたらと停まれないし、
人が住んでるところで困ることのひとつは、
そこらで立ち小便ができなくって困る。(笑)
旅の恥はかき捨てとは思うんですが、
外国まで来て、あんまり恥ずかしいことをして、
日本人のツラ汚しをしてはいけません。(爆笑)
今は学生が下校する時間。

なんかポツポツしてきたな。って思ったら、
いきなり道路に境目が現れて、
越えた瞬間に豪雨。スコールみたい。

けど、あるときからいきなり晴れ。




ヒマなので救急車も撮る。(笑)




ブラデューラの町に到着。(安堵)
前に来たときはこの陸橋はぜんぜん工事現場だったんだけど、今は完成してキレイ。
ペーターは忙しい中、町の入り口まで来てくれました。
あれから半年経つので、季節は巡って今は初夏。彼のナリも変わって、半そでと短パン。

返却にために、借りていた衛星携帯とか無線機の動作確認をしてもらってるところ。

でも、そんなことはどうでもいいみたいで、無事帰還を祝ってくれ、賞賛の言葉をくれました。

それと、私の車の変わりように、驚いていました。そうだよな~私だって驚いてるんだから。(苦笑)
”Yoshi、写真撮らせてよ。” ”もちろんいいですよ。”
”次に来たときには、またサーフィンに行こうぜ。””はい!”
こんなかんじ。
正直恥ずかしいんですが、今の私にとっては、旅の勲章みたいなものかな。
一枚一枚に鮮明な思い出があります。
コレはhiro師匠にならいましたが、やっぱりやってよかった。



シドニーに入る前の用事は、これですべて完了。
夕焼けがね、キレイなんですよ。
それで、ペーターと別れてから、ずっと眺めてた。
やべえ。
この町で、どうしても食べたかった美味しいミート・パイの店が閉まってる。(汗)
南半球は夏にサンタさんがきます。
夕方、人がいない寂れた町の空気がまたよくって、
静かなその空気を楽しんでいました。

セミ見つけました。
半年たって、ここは夏になったんですね。
うだうだそんな事してたら、真っ暗になってしまいました。(苦笑)

シドニーまでは、もう半日だけ。

それで明朝、美味しいミート・パイを食べてから出発することにしました(笑)





















TomWaits TomTraubert’sBlues

Wasted and wounded, it ain't what the moon did
Got what I paid for now
See ya tomorrow, hey Frank can I borrow
A couple of bucks from you?
To go waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll go a waltzing Matilda with me

I'm an innocent victim of a blinded alley
And tired of all these soldiers here
No one speaks English and everything's broken
And my Stacys are soaking wet
To go waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll go a waltzing Matilda with me

Now the dogs are barking and the taxi cab's parking
A lot they can do for me
I begged you to stab me, you tore my shirt open
And I'm down on my knees tonight
Old Bushmill's I staggered, you buried the dagger
Your silhouette window light
To go waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll go a waltzing Matilda with me

Now I lost my Saint Christopher now that I've kissed her
And the one-armed bandit knows
And the maverick Chinaman and the cold-blooded signs
And the girls down by the strip-tease shows
Go, waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll go a waltzing Matilda with me

No, I don't want your sympathy
The fugitives say that the streets aren't for dreaming now
Manslaughter dragnets and the ghosts that sell memories
They want a piece of the action anyhow
Go, waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll go a waltzing Matilda with me

And you can ask any sailor and the keys from the jailor
And the old men in wheelchairs know
That Matilda's the defendant, she killed about a hundred
And she follows wherever you may go
Waltzing Matilda, waltzing Matilda
You'll go a waltzing Matilda with me

And it's a battered old suitcase to a hotel someplace
And a wound that will never heal
No prima donna, the perfume is on
An old shirt that is stained with blood and whiskey
And goodnight to the street sweepers
The night watchman flame keepers and goodnight to Matilda too


トム・ウエイツ トム・トラバース・ブルース

疲れ果てて傷ついてしまった
でも、それは月のせいでないんだ
今になって昔の報いを受けてるだけさ
やあ、また明日会おうよ、ヘイ、フランク金を貸してくれないか
2、3ドルでいいんだ
ワルチング・マチルダ[訳註:放浪者が羊泥棒を働いて、追いつめられて自殺するというストーリーの歌]さ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ

俺は真っ暗な裏通りに迷い込んだ罪のない犠牲者さ
ここにたむろしている兵隊たちには飽き飽きしたよ
だれも英語をしゃべれやしない、すべてめちゃくちゃだ
そして俺の運動靴はびしょ濡れだ
ワルチング・マチルダさ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ

犬は吠え立て、タクシーは不法駐車
やつらも俺のためにすることはいっぱいあるよ
お前に俺を刺してくれって頼んだら
お前は俺のシャツを引き裂きやがった
そして今夜、俺はやめてくれってひざまずいているのさ
オールド・ブッシュミルという酒を飲み干してふらふらだ
お前は短剣を土に埋めちまった
お前の影が窓の明りに映ってるぜ
ワルチング・マチルダさ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ

今じゃ聖クリストファーの十字架もなくしちまった
昔は彼女にキスをしたんだけど
スロットマシーンは知ってるさ
一匹狼の中国人と冷酷で汚い看板
ストリップ劇場で体をくねらす少女たち
ワルチング・マチルダさ
みんなもいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ

お前の同情なんかほしくもない
逃げたやつらは、今じゃ街にも夢などありゃしない、と言う
殺人事件の捜査と、思い出を売り物にする亡霊と
やつらはとにかくなにかしたがているのさ
ワルチング・マチルダさ
みんなもいっしょに俺とワルチング・マチルダに行こうぜ

どの水兵にも聞いてみな、看守からぶんどった鍵
車椅子の老人はたちはマチルダは被告だってことはわかってるさ
彼女は100人殺した
彼女は逃げたってどこまでだってお前につきまとうさ
ワルチング・マチルダさ
お前もいっしょに俺とワルチング・マチルダに行ったとしても、俺といっしょにマチルダにつきまとわれるのさ

そいつはどこかのホテルのボロボロの古いスーツケースだな
そして、決して癒えることのない傷がついている
ここには香水をつけたプリマドンナなんていねえ
血とウイスキーのシミがついて着古したシャツ
街の清掃人たちよ、おやすみ
夜間警備員、灯りの番人
そしてマチルダにもおやすみ


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