朝起きてブラットと、レース・トラック(モトクロスコース)へ出発します。
サリーがランチを作って持たせてくれました。
途中で朝ごはんと燃料補給
コースまでは30分くらい
ここですね。ガム・バレー・レース・トラック。
もう沢山の人が集まってます。
昨日からキャンプした人もいる。
日本のモトクロスコースとは違って、ここは広大なフリーサイトのキャンプ場の中心に、レーストラックがある感じ。
だから、家族連れでキャンプを楽しむ雰囲気の人もいます。
あちこちで2サイクル・エンジンのカン高い排気音が聞こえ、2ストオイルが燃える匂いがするのが、キャンプ場とは違うところかな。
レセプション(受付)
着替え(笑)
こういうカゴのトレーラーに一式積んで、曳いてきます。
みんなそれぞれ個性のあるトランポで来てます。
日本では1BOXを使うのが一般的だけど、ここはほとんどがピックアップかトレーラー。
道も広いし、家の敷地も日本とは比べ物にならないくらい広いから、問題ないんだね。
普段使ってる車で曳ければ、車は1台で済むしね。
時間になってみんな集まってきて、
主催者あいさつ。
これはですね、今日のノベルティ。
コールド・ホルダーといって、缶ビールやソフトドリンクにパカッて被せて、冷たい時間を延ばすもの。ネオプレーンという、ウエットスーツの生地で出来てる。
チャリティの参加協賛金を納めたら頂いた。家に帰ってから聞いたんだけどね。
今日のチャリティ・エンデューロはこんなコンセプト。
そのマットが、レース中に大怪我をして、脊髄を痛めてしまった。今は寝たきり。でも、手術すれば治る。莫大なオペ費用が必要だけど、家族はそれを捻出できない。
それを聞いた主催者のリックと有志が軸になって、今回のエンデューロを催した。
そして、趣旨に賛同する仲間たちが、今日ここに集まった。
収益は、その全てがマットのオペ費用へのカンパになる。
今日のコースはレース・トラックだけではなくて、主催者の人脈から協賛と理解を得て、レース・トラックのほかに、周囲の広大なプロパティ(私有地・牧場ですね)を3つ通過します。
特別な1DAYコースで、普通は私有地だから立ち入り出来ないところ。
みんなイイ味出してます。
ブラット。
2ストも普通に健在です。
500ccとかも普通にいます。
そういう排気量を扱えるということは、やっぱこの人たちも、タダの者たちではありません(笑)
きのうの毎日同じシャツのマットも、500ccに乗ってるって言ってました。ホントかなぁ。
ん?ふとフェンスを見ると、小鳥の巣。中には生まれたてのヒナが動いてます。
普段はココは静かなのでしょう。
親鳥は心配しながらどこかで見てるでしょう。ごめんね。きょう一日だけ我慢してね。
こういうトレーラーも多い。
コレはサポートのトラック。
各ライダーが自分の燃料をポリタンクに入れて積んどいて、休憩ポイントで各自給油します。
みんながスタートしたあと、サポートが合流。
知らない間に私もサポートに入ってました(笑)
プロパティの入り口で合流。
バギーを下ろしてるので、この先はバギーみたい。
ゆるい雰囲気の中、スタートしていきます。
女子もチラホラ見えます。
第一休憩ポイント
水飲んだり誰かと喋ったり。
イイ顔してるでしょ?みんなこうなの。
木陰で休んだり。
ブラット。キャメル・バッグというリュックを背負ってます。
コレは背中の水タンクからチューブが出てて、口元まで来てて、走行中でも水が飲める。
なかなかスグレものです。
私は人種コンプレックスはないんですが、それでもなんか、白人はカッコいいよね。
白人から私を見ると、カッコよく見えてるのかね。
それはねえよな。たぶん(笑)
ブラットに、”きょうのコースはどうだい?”そう聞くと、
"チャリティだからね。とても簡単さ。”
”オーストラリアン・サファリもこんな感じかい?”
”いや(笑)比べられないくらいに、ハードだよ。”
私たちは最後尾を走って、バイクが通ったあとに、牧場のゲートを閉めたり、コーステープを片付けたりしながら進みます。
このね、青いバギーにのってるおっちゃんがまた、オモロイんですよ。
左ハンドルだから、アメリカとかから持ってきたんだろうね。
牧場のゲート閉めてるところ。
再び先を追いかけます。
急に停車しました。
早足で草むらに向かいます。シッコをしたいようです。
リックもお尻の感覚がないみたいです。どうしてそう思うのかというと・・・、
自分のケツが半分でていることに、気付いていないからです。
第二休憩ポイント。
ビニールのワニと記念撮影。
半ケツリック。
木に乗せてホイールを外します。
リックまた半ケツ出てるし。
最終補給ポイント。
リックは、みんなからリスペクト(尊敬)されています。
グレイト・半ケツリック。
レジェンド・半ケツリック。
これくらい突き抜けていなければ、世界チャンピオンにはなれないのでしょう。
この後はレース・トラックに戻ります。
サポートの任務も終了。
キッズもはしってます。多いよ。
可愛いですね。
ココはバーカウンター。
一杯やりながら喋ってるの。
トタン貼りで、アウトバック・バーみたいなかんじ。
子供たちは元気に遊んでる。
いい環境ですね。
コレはこれから始まるチャリティ・オークションのかな?
いや~じつに可愛い。
カメラを向けると、いろいろポーズをとってくれました(微笑)
ブラットが私に言いました。”Yoshi,マッド・クラブ・タイ・コンテスト(カニ早しばり競争)にエントリーしといたからな。出ろよ。”
マッド・クラブというのは、とても美味しいカニと聞いています。
”え?ああ、いいよ。でもそれってなにすんの?”
”マッド・クラブ(大型のカニ)をヒモで縛るだけだよ。”
ふ~ん。私はよくわかんなかったけど、なりゆきに任せることにしました。
それで時間が来て、見たらこのカニ。でかいんですよ。甲羅が大人の手のひら2つ分くらい(驚)
それで、ハサミもでかい。
”Yoshi,It's dangerous !"(Yoshi,危ねえぜ。)
彼はCAREFUL(気をつけろ)じゃなくて、DANGER(危ねえ)を使ったので、私は尋ねました。
”コレって指挟まれたらどうなんの?”
”チョップ・アウト(切断)だ。”
ぎょぇ~~~!どうすんのどうすんのどうすんのよぉ~~~!
スタッフが私に聞きました”カニ縛った事ある?”
”いえ、いま初めてマッド・クラブ見ました。”
という訳で、インスタント・レクチャーを受けたあと、競技開始。
このビールの箱に入ってるやつを、出して渡されたヒモで縛るの。
チョップ・アウトって聞いてるから、やっぱりビビります(汗)
終わったところ。私が縛ったのは左下のやつ。3位でした、(安堵)
少年は変わらずに元気。たいへん結構。
この人は今日の主役、入院してるマットの奥さん。みんなに感謝の言葉を述べているところ。
私はこの時、急に司会に呼ばれて、みんなの前でスピーチを、英語でしなくてはなりませんでした。
今日ずっと横に乗ってた、主催者のリックが仕組んだみたいです。
「1990年にバイクでオーストラリアを旅して、今回はグレート・アウトバック・チャレンジをコンプリートしに日本から来たMr,Yoshiです!ミスターYoshi!ひとことどうぞ!」みたいな感じ。(滝汗)
いきなりアドレナリン全開で・・・自分でもなにしゃべったか、ぜんぜん覚えてないです(爆笑)
左側が、きのう話したブラットの弟クン、トラビス。
20歳のときここでバイクで走行中にアクシデントに会い、車椅子を使うようになった。
帰国後も彼とはよくメールのやり取りをしていますが、底抜けに明るくて、陰がないの。
旅の写真を送ってくれました。
彼の愛車は、なんとランドクルーザーHJ61V。6気筒のターボ・エンジンですね。
この車で、きのう話したキャラバンを曳き、みんなと一緒にアウトバックを旅する。
画像はシンプソン砂漠・バーズビル近くの、ビッグレッドという一番大きな砂丘のてっぺん。
人生って自分に都合がいいことだけは起きないけど、起こった事とどう向き合って、どこまで楽しんで生きようと思えるのか。
そこが肝心なんだ。と、彼の背中を眺めながら、あらためて感じていました。
みんなさあ、”コレ飲めよ!”って持ってきてくれるの。
これは、オーストラリアでの私の一番のお気にいり。
バンダバーグ。コーラの中に、ラムが入ってる。甘くて美味しいの。
こういう方に比べると、私なぞのヒゲは、まだまだ若造です。
この人がさぁ、このゴムのヘビを釣り糸で足に縛りながら、”WowWowWow !”とか”スネーク!スネーク!”とかいいながら、血相変えて走ってくんのよぉ。(驚)
ズボンの中に入れたり(爆笑)
オージーはみんな陽気です。
スコーピオン(サソリ)もいるし。(笑)
私は飲めないクチなんですが、次々にオゴって頂いて、結局この晩は夕方から深夜までに8本もご馳走になってしまいました。
これは今まで生きてきた中での、最高新記録です。(笑)
このビールはウマいです。グレート・ノーザン。
女子の酔っぱらいもいます。(苦笑)
バンドが演奏して、キレイどころが踊ってます。
またバンダバーグもらって飲んでる。(笑)
ブラットのトラックの横の地面でふたりで眠って、夜明けに家に帰りました。
きょう、走行会やチャリティ・オークション、こういうバーの収益を含めて、30,000ドル(約300万円)が集まったと聞きました。
やったね。
マットさん、みんなが待ってます。はやく良くなって帰ってきてね。(ピース)
サリーがランチを作って持たせてくれました。
途中で朝ごはんと燃料補給
コースまでは30分くらい
ここですね。ガム・バレー・レース・トラック。
もう沢山の人が集まってます。
昨日からキャンプした人もいる。
日本のモトクロスコースとは違って、ここは広大なフリーサイトのキャンプ場の中心に、レーストラックがある感じ。
だから、家族連れでキャンプを楽しむ雰囲気の人もいます。
あちこちで2サイクル・エンジンのカン高い排気音が聞こえ、2ストオイルが燃える匂いがするのが、キャンプ場とは違うところかな。
着替え(笑)
こういうカゴのトレーラーに一式積んで、曳いてきます。
ブラットのバイク。 450cc。日本では免許制度の関係で400ccがボーダーラインになってるけど、ここは違うんだね。
っていうか、日本が特殊なのかな?みんなそれぞれ個性のあるトランポで来てます。
日本では1BOXを使うのが一般的だけど、ここはほとんどがピックアップかトレーラー。
道も広いし、家の敷地も日本とは比べ物にならないくらい広いから、問題ないんだね。
普段使ってる車で曳ければ、車は1台で済むしね。
主催者あいさつ。
このおっちゃんがですね、リック。
この時はなんの気なしに話を聞いていたんですが、とてつもない人物でした。
コールド・ホルダーといって、缶ビールやソフトドリンクにパカッて被せて、冷たい時間を延ばすもの。ネオプレーンという、ウエットスーツの生地で出来てる。
チャリティの参加協賛金を納めたら頂いた。家に帰ってから聞いたんだけどね。
今日のチャリティ・エンデューロはこんなコンセプト。
これにプリントしてある人の名前はマット41歳。子供は3人。
ハイテクニックを持ち、みんなから尊敬され、愛されているライダー。そのマットが、レース中に大怪我をして、脊髄を痛めてしまった。今は寝たきり。でも、手術すれば治る。莫大なオペ費用が必要だけど、家族はそれを捻出できない。
それを聞いた主催者のリックと有志が軸になって、今回のエンデューロを催した。
そして、趣旨に賛同する仲間たちが、今日ここに集まった。
収益は、その全てがマットのオペ費用へのカンパになる。
Get Matt Back On Track(マットをコースに連れ戻そうぜ)
熱いですね。この人たち。
なんていうのか、本レースじゃないから空気はゆるいです。
チャリティだけど、ただ集金するだけではないところに感心しました。今日のコースはレース・トラックだけではなくて、主催者の人脈から協賛と理解を得て、レース・トラックのほかに、周囲の広大なプロパティ(私有地・牧場ですね)を3つ通過します。
特別な1DAYコースで、普通は私有地だから立ち入り出来ないところ。
私は、聞き間違えかと思って、何度も聞きなおしたんですが、なんと1周100km。
ラリー・レイドみたいですね。
ブラット。
2ストも普通に健在です。
500ccとかも普通にいます。
そういう排気量を扱えるということは、やっぱこの人たちも、タダの者たちではありません(笑)
きのうの毎日同じシャツのマットも、500ccに乗ってるって言ってました。ホントかなぁ。
ん?ふとフェンスを見ると、小鳥の巣。中には生まれたてのヒナが動いてます。
普段はココは静かなのでしょう。
親鳥は心配しながらどこかで見てるでしょう。ごめんね。きょう一日だけ我慢してね。
こういうトレーラーも多い。
コレはサポートのトラック。
各ライダーが自分の燃料をポリタンクに入れて積んどいて、休憩ポイントで各自給油します。
みんながスタートしたあと、サポートが合流。
知らない間に私もサポートに入ってました(笑)
サポート先回り移動中。
プロパティの入り口で合流。
バギーを下ろしてるので、この先はバギーみたい。
ゆるい雰囲気の中、スタートしていきます。
女子もチラホラ見えます。
リックに”こっちに来い!”と呼ばれました。
私は彼のバギーに乗るみたい。
走りだしたんですけどね。普通じゃないんです。
私のカメラには、手ブレ防止機能がついてるのであんまりブレてないんですが、スピードが普通じゃない。
、
アクセルは全開か閉じてるかどっちかで、最高50kmくらいかな。コーナーは常に4輪ドリフト。
それはまるで、「走る悪魔が道路に復讐してる」みたい。(爆笑)
サスペンション・ストロークが短いこのバギーでは、すごい振動で、私はすぐにお尻の感覚が無くなりました。
ジェットコースターだって、おケツの感覚はあるじゃないですか。
最初はぎゃ~!とか言いながら、ふざけて楽しんでたんですが、振り落とされないように両手でロールバーにしっかりつかまってる事しかできませんでした。
だから、走り始めのコレしか、走行中のムービーは撮れませんでした(笑)
ゆっくりそうに見えるんですが、けっこう速いんですよ。
オマケに私はサングラスを車に忘れてしまったので、前を走るバイクの砂ボコリを、コンタクトレンズの目で受けなくてはいけません。
だから、痛くて涙を流しながら目をつぶって、無言でロール・バーからチカラ一杯ぶら下がり、これを100km走る。
日本語でいうとこれはまさに、「お仕置き」とか、「拷問」という言葉がピッタリ。(爆笑)
第一休憩ポイント
水飲んだり誰かと喋ったり。
燃料補給したり。
イイ顔してるでしょ?みんなこうなの。
木陰で休んだり。
ブラット。キャメル・バッグというリュックを背負ってます。
コレは背中の水タンクからチューブが出てて、口元まで来てて、走行中でも水が飲める。
なかなかスグレものです。
私は人種コンプレックスはないんですが、それでもなんか、白人はカッコいいよね。
白人から私を見ると、カッコよく見えてるのかね。
それはねえよな。たぶん(笑)
ブラットに、”きょうのコースはどうだい?”そう聞くと、
"チャリティだからね。とても簡単さ。”
”オーストラリアン・サファリもこんな感じかい?”
”いや(笑)比べられないくらいに、ハードだよ。”
このね、青いバギーにのってるおっちゃんがまた、オモロイんですよ。
左ハンドルだから、アメリカとかから持ってきたんだろうね。
牧場のゲート閉めてるところ。
再び先を追いかけます。
急に停車しました。
早足で草むらに向かいます。シッコをしたいようです。
リックもお尻の感覚がないみたいです。どうしてそう思うのかというと・・・、
自分のケツが半分でていることに、気付いていないからです。
リックはとてもイイ味だした、カッコいいオヤジです。
でも、この時から私の中で、「半ケツリック」の異名を取りました。
ホラ、この青いバギーの人、足にギブス巻いて、松葉ヅエつきながら走ってんの。
奥さんがとなりに乗って世話してる。
どうしても来たかったんだろうね。
第二休憩ポイント。
半ケツリック。
フロントタイヤがパンクしてます。
木に乗せてホイールを外します。
リックまた半ケツ出てるし。
最終補給ポイント。
私はブラットに話しました。
”リックの走りは、おかしいよ。いつもアクセルはフル・スロットルだし、コーナーではパワー・ドリフトなんだ。”
”私はロール・バーにハング・オン(ぶら下がってる)しか出来ないよぉ。”
”ああ、そうだろうな。彼はバギーのワールド・チャンピオンなんだ。”
ぎょえ~そうだったのか~!・・・私は全てを理解しました。リックは、みんなからリスペクト(尊敬)されています。
グレイト・半ケツリック。
レジェンド・半ケツリック。
これくらい突き抜けていなければ、世界チャンピオンにはなれないのでしょう。
サポートの任務も終了。
キッズもはしってます。多いよ。
可愛いですね。
ココはバーカウンター。
一杯やりながら喋ってるの。
トタン貼りで、アウトバック・バーみたいなかんじ。
コレはこれから始まるチャリティ・オークションのかな?
いや~じつに可愛い。
カメラを向けると、いろいろポーズをとってくれました(微笑)
ブラットが私に言いました。”Yoshi,マッド・クラブ・タイ・コンテスト(カニ早しばり競争)にエントリーしといたからな。出ろよ。”
マッド・クラブというのは、とても美味しいカニと聞いています。
”え?ああ、いいよ。でもそれってなにすんの?”
”マッド・クラブ(大型のカニ)をヒモで縛るだけだよ。”
ふ~ん。私はよくわかんなかったけど、なりゆきに任せることにしました。
それで時間が来て、見たらこのカニ。でかいんですよ。甲羅が大人の手のひら2つ分くらい(驚)
それで、ハサミもでかい。
”Yoshi,It's dangerous !"(Yoshi,危ねえぜ。)
彼はCAREFUL(気をつけろ)じゃなくて、DANGER(危ねえ)を使ったので、私は尋ねました。
”コレって指挟まれたらどうなんの?”
”チョップ・アウト(切断)だ。”
ぎょぇ~~~!どうすんのどうすんのどうすんのよぉ~~~!
スタッフが私に聞きました”カニ縛った事ある?”
”いえ、いま初めてマッド・クラブ見ました。”
という訳で、インスタント・レクチャーを受けたあと、競技開始。
このビールの箱に入ってるやつを、出して渡されたヒモで縛るの。
チョップ・アウトって聞いてるから、やっぱりビビります(汗)
終わったところ。私が縛ったのは左下のやつ。3位でした、(安堵)
少年は変わらずに元気。たいへん結構。
この人は今日の主役、入院してるマットの奥さん。みんなに感謝の言葉を述べているところ。
私はこの時、急に司会に呼ばれて、みんなの前でスピーチを、英語でしなくてはなりませんでした。
今日ずっと横に乗ってた、主催者のリックが仕組んだみたいです。
「1990年にバイクでオーストラリアを旅して、今回はグレート・アウトバック・チャレンジをコンプリートしに日本から来たMr,Yoshiです!ミスターYoshi!ひとことどうぞ!」みたいな感じ。(滝汗)
いきなりアドレナリン全開で・・・自分でもなにしゃべったか、ぜんぜん覚えてないです(爆笑)
左側が、きのう話したブラットの弟クン、トラビス。
20歳のときここでバイクで走行中にアクシデントに会い、車椅子を使うようになった。
帰国後も彼とはよくメールのやり取りをしていますが、底抜けに明るくて、陰がないの。
旅の写真を送ってくれました。
彼の愛車は、なんとランドクルーザーHJ61V。6気筒のターボ・エンジンですね。
この車で、きのう話したキャラバンを曳き、みんなと一緒にアウトバックを旅する。
画像はシンプソン砂漠・バーズビル近くの、ビッグレッドという一番大きな砂丘のてっぺん。
人生って自分に都合がいいことだけは起きないけど、起こった事とどう向き合って、どこまで楽しんで生きようと思えるのか。
そこが肝心なんだ。と、彼の背中を眺めながら、あらためて感じていました。
みんなさあ、”コレ飲めよ!”って持ってきてくれるの。
これは、オーストラリアでの私の一番のお気にいり。
バンダバーグ。コーラの中に、ラムが入ってる。甘くて美味しいの。
こういう方に比べると、私なぞのヒゲは、まだまだ若造です。
この人がさぁ、このゴムのヘビを釣り糸で足に縛りながら、”WowWowWow !”とか”スネーク!スネーク!”とかいいながら、血相変えて走ってくんのよぉ。(驚)
ズボンの中に入れたり(爆笑)
オージーはみんな陽気です。
スコーピオン(サソリ)もいるし。(笑)
私は飲めないクチなんですが、次々にオゴって頂いて、結局この晩は夕方から深夜までに8本もご馳走になってしまいました。
これは今まで生きてきた中での、最高新記録です。(笑)
このビールはウマいです。グレート・ノーザン。
チャリティ・オークションやってるんだけど、なんだかわかんないね。
またバンダバーグもらって飲んでる。(笑)
私はみんなの前で、スピーチしたり、カニ縛ったりしたので、声掛けやすくなったのでしょう。
通りがかる人が、みんな話しかけてくれるようになりました。(嬉)
夜半過ぎまで飲んで、私とブラット二人とも運転出来なくなっちゃったんで、ブラットのトラックの横の地面でふたりで眠って、夜明けに家に帰りました。
きょう、走行会やチャリティ・オークション、こういうバーの収益を含めて、30,000ドル(約300万円)が集まったと聞きました。
やったね。
マットさん、みんなが待ってます。はやく良くなって帰ってきてね。(ピース)
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