2013年10月6日日曜日

96日目・1006・ホールズクリーク


 この日は無線機の故障で、対応に追われていたので、
写真を撮っている余裕はありませんでした。
日本のメーカーにも問い合わせてみたけど、結局専門の検査機器が無いとわからないみたい。



キャラバンパークの入り口(笑)



日が暮れてから、2日前ミッシェルと別れるとき、メッセージを書いたのでホールズクリークで見てね。
と言っていたので思い出し探してみると・・・落書きメモしかありません(謎)






更によく見てみると・・・。


人のノートにこういう事書かないでくれるかなぁ。マジで。
やらせじゃないですよ。


もうどんどん気温が上がり、連日40℃を越えているので、私に時間の余裕はありません。
・・・私は一時の茶番より自分の目標を選ぶので、このままゆきます。


私は「ホトケのよっちゃん」ですから、大抵の意見は微笑みながら聞いていられますし、ふつうは大声で怒鳴るような事は決してありませんが、彼女とはケンカスレスレの討論をしました。私は日本代表なので、負けるわけにはゆきません。
お互いを指差しながら大声で、映画みたい(爆笑)
アナタ男だったら殴ってるよ!と何度も言いました。

彼女とは北海道のクマの話、現代の生活の話、なんで走行中にドアロックオフにしなきゃいけねえんだよ!という話、なんで対向車に窓から手ぇ出して挨拶しちゃいけねぇんだよ!という話、常識の話、自分の場所を持て!という話、あなたは自然愛好者じゃねぇ!ただ社会から逃げているだけだ!という話、食べ物を粗末に扱うんじゃねぇ!という話、アナタ言ってることとやってる事が違うんだよ!という話、あんたみたいな他人の銭で食い移動するのは日本じゃ旅行者でもナチュラリストでもねぇ。浮浪者っつうんだよ!という話、生活の基盤を持ちながら放浪ではない旅を楽しめ!という話など、意見が合わずに激論を繰り返しました。

私は私の考えを言いましたが、彼女はこういう暮らしをしてもう7年になると言っていたので、おそらく変らないでしょう。

今は書いている余裕が無いんですが、面白い話なので、余裕が出来たら追記しますね。

一時は私の「二度と会いたくない人リスト」の第一号でしたが、別れ際には住所を渡しました。
彼女は住所を持っていないので、なんか手紙を預かってくれるヨットクラブの名前を教えてくれました。
けれども、もう会うことはたぶん無いと思います。

別れる朝、友達なら本当のことを言え!銀行にお金はどれくらい持ってるんだ!と聞くと、持ってなかったので、きのうATMで引き出した300㌦を渡しました。
あげるんじゃねぇぞ!次に会った時に返してもらうからな!



大人は自分が選んだ事に、責任を持たなくてはいけません。

彼女はもういい年だし、今後もこういう警察やレンジャー、ならず者に怯える、根無し草みたいな生活では、安定はないし、社会からの保障も受けられないでしょう。

どこかのブッシュで病気になって、往き倒れて、それをたまたま通りがかった誰かが見つけて、始末をしてくれる。
そんな人生を歩むのかもしれません。


けれども私は人の人生において何が正しい、ということは無いと思うし、そういう人生もありなんだろうな。と、今はそう思います。






2 件のコメント:

  1. > 旅行者でもナチュラリストでもねぇ。浮浪者っつうんだよ!

    もう一つ的確な単語が有りましたが、いつの間にか放送禁止用語になってしまいましたね^^;

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  2. 今頃はキャニングを走ってる最中ですね。うらやましぃ〜。暑いので脱水症に気をつけて、、って、これ読む時はもうWilunaかガンバレル抜けてエアーズロックですね。ミッシェルの話しは面白いので(とってもオーストラリアのヒッピーって感じ)是非アップしてください。

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